養蜂イベント【巣箱の内検】
10月天気の良い日に、社員向けの養蜂イベントを開催しました。
日新蜂蜜の社員が養蜂に対する興味関心を高めて、知識を持ってもらおうという目的で開催されました。
イベント内容は、年間を通して行う養蜂作業(内検)について、実際に巣箱を見ながらミツバチの生態との関わりを説明。ミツバチのお世話をしている社員二人が丁寧に話をしてくれました。
まずは、ミツバチに刺されないように参加者全員が頭には帽子と面布、手にはゴム手袋、安全確保をしてからイベントを開始。
巣箱のふたを開けると、働き蜂が集めた花蜜と花粉がいっぱい詰まっていました。
今の時期は、主に堤防などで咲いているセイタカアワダチソウの花の蜜を集めているそうです。花粉は、会社の中に咲いているキンモクセイやセイタカアワダチソウ。花粉は、花の色で花粉の色も違いキンモクセイはオレンジ色、セイタカアワダチソウは黄色と実際に違いを見ることができました。
キンモクセイの花
セイタカアワダチソウの花
ミツバチの群衆の中に女王蜂を発見。働き蜂とは体の大きさも見た目も違いました。
女王蜂
また、運も味方したようで巣穴からミツバチが産まれる瞬間を見ることが出来ました。一生懸命に自分で蓋をこじ開けて外に出てくる姿はつい応援したくなるものでした。
他にも、ミツバチを守るためにスズメバチ対策もしています。秋になるとスズメバチが、ミツバチを襲ってくるそうです。天敵スズメバチを捕獲するための粘着シートやスズメバチ習性を利用した捕獲器を設置して、ミツバチを守っていました。
こうして蜂蜜を採るためにミツバチのいろいろなお世話をしていることを知る良い機会となりました。
今回、養蜂イベントを開催するきっかけとなったのは、ミツバチのお世話をしている社員の経験からです。お世話している社員も最初はミツバチに対して恐怖心や苦手意識がありましたが、お世話をしているうちにミツバチの魅力にハマり好きになったそうです。その面白さや経験を他の社員にも知ってもらいたいという思いで実現することができました。また、蜂蜜を製造販売している会社でミツバチ(生態)や養蜂について知っている社員が少ないこともきっかけのひとつです。
また、養蜂イベントを不定期ですが、開催したいと考えています。
今後も養蜂イベントやミツバチのお世話の様子などをご紹介したいと思います。
ご期待ください!